グリーン・クリーン・プロジェクト

地球とみんなが健やかに
過ごせる日々に感謝を

感謝

今ある自然に感謝し、
未来へ大切につないでいくために。

緑

“緑”というキーワードで
つながった私たちが、
5月4日の「みどりの日」をきっかけに

活動

自然にやさしい活動について考えたり、健やかな日々を支える
アイデアをシェアして、
未来の健やかな地球につなげる

グリーン・クリーン・プロジェクト

参加企業によるグリーン活動への取り組み

「グリーン・クリーン・プロジェクト」に
ご参加いただいた企業の取り組みをご紹介。

ピップ株式会社

人々の身心の健康に貢献する企業の実現を目指します。

「ピップエレキバン」・「ピップマグネループ」シリーズの環境配慮の取り組み

ピップエレキバンとピップマグネループシリーズは、パッケージや内袋にバイオマスPETを採用し、より環境に配慮しています。また、ピップマグネループシリーズは、パッケージの形状変更を行い、プラスチック使用量を50%以上削減することが可能になりました。

株式会社生活の木

誰もが自然・健康・楽しさを享受し持続できる社会

自然と暮らす Well-earth

森林と野生動物たちを守る活動として、各種団体に協賛支援を行い、パームオイルの主原産地ボルネオ島に約2.5ha(サッカーコート約3.5面分)の生活の木の森を購入しました。また、瑞浪ファクトリーでは、太陽光、風力、水力発電などの再生可能エネルギー由来の非化石証書付きの供給電源を使用することにより、CO2の排出を実質0としています。

サラヤ株式会社

サスティナブルなライフスタイルを目指した、
水といきものの未来のためのブランド。

ハッピーエレファントシリーズ

天然洗浄成分ソホロを配合。植物性の洗浄成分を使用し、石油系合成界面活性剤をはじめ、合成香料、着色料は無配合。カーボンニュートラルの考えに基づいて作られており、排水は素早く分解されます。また、本シリーズの売上の1%(メーカー出荷額)は、ボルネオの環境保全に使われます。

株式会社タスカジ

家事を軸に、私たちが日々取り組める
SDGsの活動に貢献します

家事代行マッチングサービス「タスカジ」

家庭内の食品ロス削減は今日からできる活動です。料理のタスカジさん(=タスカジに登録するハウスキーパー)は、少し残った野菜・食品、調味料などの活用方法や保存方法の知見が豊富です。家事代行の業務を通じて、各家庭で食材を無駄なく食べられるように実践しています。

テルモ株式会社

医療の未来に挑戦するために、人と地球に優しい持続可能な社会を目指します。

地域と共に守り育てる富士山森づくり

テルモでは、自然の恵みを受けて医療機器・医薬品を製造する企業として2003年より森づくり活動を続けています。富士山のふもとの「テルモ恵みの森」では「環境・生物・交流・健康」をコンセプトに、災害に強く地下水の源になる自然林を再生させる活動を実施しています。

雪印ビーンスターク株式会社

社会とともに持続的に成⻑していくためのサステナビリティ経営を推進しています

ミルク缶のへこみに関する消費者向け情報提供による食品ロス削減

粉や液体のミルク缶は丈夫なスチール製で、多少のへこみでは中身に影響を与えることなく、問題なく使用できます。しかし輸送時に発生するへこみを理由に返品を希望されるケースがあり、使用可能な商品を廃棄しています。そこで2024年1月26日から、スチール缶の丈夫さや、へこんでいても問題のない商品の見分け方などを紹介する消費者向けチラシを、商品に同梱する取組を公式通販委託先の竹田印刷(株)と共同で開始しました。

【環境に配慮して設計する】

・環境への負荷を少なくすることを目指して製品を設計することを、「環境配慮設計」といいます。

・パッケージの設計上の工夫によりプラスチック使用量を少なくする軽量化、原材料として植物由来のプラスチック(バイオマスPET)の採用は、どちらも「省資源」を目指す環境配慮設計の例といえます。

・通常のプラスチックは石油から作られていますが、軽量化とバイオマスPET採用で、1パッケージ当たりの石油資源使用量が大きく削減されています。

・パッケージの外見だけではわかりにくいかもしれませんが、見えないところでの環境配慮設計の効果が積み重なることで、社会全体としては大きな変化が生み出されます。

〈SDGsとの関連性〉

ゴール12:つくる責任つかう責任

【野生動物の生息環境を守る】

・ボルネオ島は、パームオイルの原材料となるパームヤシの世界的生産地であるとともに、熱帯林が広がり豊かな生物多様性を残す島でもあります。

・パームヤシのプランテーション(農園)が生態系を分断しないように、森林をつなげて保全する「緑の回廊」は、ゾウなどの野生生物の生息環境を守る上で重要な役割を果たします。

【再生可能エネルギーを利用する】

・太陽光、風力、水力などの再生可能エネルギーで発電した電気の利用が増えると、その分だけ、天然ガスや石炭などの化石燃料を燃やす火力発電を減らせます。

・その結果、温室効果ガスであるCO2(二酸化炭素)の排出量を減らし、脱炭素に貢献します。「非化石証書」は、その裏付けとなる証明書です。

〈SDGsとの関連性〉

ゴール7:エネルギーをみんなに そしてクリーンに

ゴール13:気候変動に具体的な対策を

ゴール15:陸の豊かさも守ろう

【生活排水をきれいにして、生きものを守る】

・台所、風呂、洗濯、トイレなど家庭の日常生活からの排水を「生活排水」といいます。生活排水には、川や海の水質を悪くする様々な物質(水質汚濁物質)が含まれています。

・かつての日本では、生活排水に含まれる洗剤などが原因で、川が泡立ってしまうほど水質が悪くなっていたこともありました。

・下水道整備や浄化槽の普及など、行政による生活排水問題への対策がとられていますが、家庭でできることもあります。その1つが洗剤の選択です。

・植物由来で、使用後に二酸化炭素と水に分解される洗浄成分を用いた洗剤を選ぶことは、水質汚濁の原因そのものを減らすことになります。このように、環境に配慮した製品を選んで購入することを「グリーン購入」といいます。

・多くの消費者が「グリーン購入」や、売上の一部を環境保全や社会貢献活動に寄附する商品を「寄附つき商品」を選ぶことが、社会を変える大きな力になっていきます。

〈SDGsとの関連性〉

ゴール6:安全な水とトイレを世界中に

ゴール15:陸の豊かさも守ろう

【宅配した弁当容器を自社で回収しリサイクルする】

・自然界から資源を採取し、製品に加工し、消費して廃棄物として捨ててしまう一方通行の経済を「リニアエコノミー(線形経済)」といいます。これに対して、製品を消費後に廃棄物にせず、繰り返し資源として利用する経済活動を「サーキュラーエコノミー(循環経済)」といいます。

・宅配した弁当のプラスチック製容器を自社で回収し、樹脂等に再生利用するリサイクルループは、サーキュラーエコノミーの仕組みづくりといえます(つくる責任)。

・「分ければ資源、混ぜればごみ」という標語がありますが、消費者の「分ければ資源」が増えると、リサイクルループが完成に近づきます(つかう責任)。

〈SDGsとの関連性〉

ゴール12:つくる責任つかう責任

【食品ロスをなくす】

・「食品ロス」とは、本来食べられるにもかかわらず捨てられている食品のこと。日本では、年間600万tもの食品ロスが発生しています(2018年度、農林水産省推計)。1人1日あたりに換算すると130gで、お茶碗1杯分やおにぎり1個分のご飯の量をイメージするとわかりやすいでしょう。

・食品ロスの半分近くが、家庭から出ているものです。家庭での食品ロスの発生理由は、賞味期限・消費期限切れで食べられずに捨てられる、調理くずとして捨てられる、食卓に出されたけれど食べ残されて捨てられる、など。

・食品の保存方法や調理方法の見直しなど、食品を使い切るノウハウは、食品ロスの削減に貢献します。必要以上に買わないこと、食べられる以上に作りすぎないことも重要です。我が家の台所と食卓が、世界を変える最前線ともいえます。

〈SDGsとの関連性〉

ゴール2:飢餓をゼロに

ゴール12:つくる責任つかう責任

【水源の森を再生する】

・富士山麓の湧水は、名水として広く知られていますが、その源は地下水です。地下水は、雨水が地面にしみこみ、長い時間をかけて作られます(涵養“かんよう”といいます)。

・森林は、「緑のダム」と言われることもあるように、降った雨水をそのまま流出させずに土壌に貯えることで、少しずつ地下にしみこませることで地下水を涵養(かんよう)し、洪水や土砂崩れなどの災害を防止する機能をもっています。

・もともとその地域に自然に生育している樹木を「郷土樹種」といいますが、これを植林することは、地下水涵養・災害防止といった森林の機能を強化するとともに、地域特有の生態系を再生することにもつながります。

〈SDGsとの関連性〉

ゴール6:安全な水とトイレを世界中に

ゴール15:陸の豊かさも守ろう

【購入者の判断をアシスト】

・2024年1月から始められた、食品ロスを削減するための新たな取り組みです。

・通信販売で購入した商品の外装や外観に、傷や凹みなどの不具合があったら、内容物は大丈夫だろうかと心配になるものです。ましてそれが、大事な赤ちゃんの口に入る粉ミルクや液体ミルクの缶だったら、なおさらです。

・この取り組みでは、スチール缶入り商品の購入者に対し、缶の外観に傷や凹みがあった場合に、内容物の粉ミルクまたは液体ミルクに品質上の問題があるかないかを判断できるよう、図解入りのチラシでわかりやすく情報提供しています。

・これにより、購入者の不安が解消され品質上問題のない商品の返品が減少すれば、食品ロスの削減につながります。実施から一定期間が経過した後に、取り組み前と比較しての購入者の行動変化の検証が期待されます。

・また、公式通販「雪印ビーンスタークonline」会員向けに出荷期限※を迎えた商品を特別価格で提供する取り組みも行われています。これも食品ロスの削減につながることが期待されます。※出荷期限:賞味期限内であるが小売店様に販売する期限を迎えた商品

〈SDGsとの関連性〉

ゴール12:つくる責任つかう責任

解説協力
西原弘の写真
西原 弘 先生

有限会社サステイナブル・デザイン 代表取締役

環境カウンセラー(市民部門)

NPO法人東京城南環境カウンセラー協議会 専務理事

グリーン購入ネットワーク 理事

学生時代以来「サステイナブル歴」30年以上。大企業~中小企業まで、ESG対応/SDGs活動はじめサステイナビリティ経営を支援する一方、NPO法人等の役員として市民活動にも参画。

サステイナビリティ経営人材養成講座 https://sdgsnavi.jp/

デイリーSDGsニュース(毎日更新)https://note.com/keieinavi

環境に優しい取り組みの1つ「グリーン購入」

グリーン購入とは?

地球温暖化やプラスチックごみによる海洋汚染などの環境問題は、私たちの仕事や生活と密接に関わっています。二酸化炭素(CO2)は地球温暖化の要因である温室効果ガスの中でもっとも多く排出されていて、私たちが電気製品や自動車を使うことで排出されるCO2がその大半を占めています。
地球温暖化対策には節電も有効ですが、省エネ製品やエコカーを選ぶことで、同じ快適さでも消費電力を抑えることができたり、自宅の電気を再生可能エネルギーに切り替えることで、発電時に発生するCO2を少なくしたりすることができます。
ごみの削減にもグリーン購入は有効で、詰替商品やリサイクル商品を購入したり、マイボトル・エコバッグを使ったりすることでごみの削減につながります。
このように、環境のことを考えて製品やサービスを選ぶ消費行動を「グリーン購入」と言い、国連が提唱するSDGsでも「つくる責任つかう責任」として位置付けられています。私たちひとり一人がグリーン購入に取り組むことで、環境問題の解決につながるのです。

解説:グリーン購入ネットワーク

グリーン購入を促進するために、約1,300団体以上の企業・行政・民間団体等が参画する全国ネットワーク。企業や地方自治体等の組織購入者へグリーン購入の普及啓発を行うと共に、商品分野ごとの購入ガイドラインの策定、約13,000点の商品の環境情報を掲載したデータベース(エコ商品ねっと)の運営等を行っている。

賛同企業の#グリーンクリーンキャンペーン

参加企業が4月22日より
実施しているキャンペーン等をご紹介。

ピップ株式会社「#私のグリーン活動キャンペーン」

4月22日〜5月4日までの期間、Xにて皆様が日ごろ行っている環境に優しい取り組みを募集します。
「#私のグリーン活動」で、取り組みを投稿いただいた方の中から抽選で10名様に、生活の木・ピップ製品の詰め合わせをプレゼント。

サラヤ株式会社 公式Xフォロー&リポストキャンペーン

4月22日~5月4日の期間、サラヤの公式Xアカウントをフォローし、キャンペーンポストをリポストいただいた方の中から、抽選で5名様にハッピーエレファントシリーズの詰め合わせをプレゼント。

株式会社タスカジ エコ家事キャンペーン

タスカジの公式XまたはInstagramをフォローし、対象の投稿に「#私のエコ家事」をつけて引用ポスト(X)orコメント(インスタ)で「あなたがしているエコな家事」を教えてください。抽選で3名様に家事代行1回無料体験プレゼント!(4/22〜5/4、関東・関⻄・福岡市の方対象)

グリーン・クリーン・プロジェクト

お問い合わせ先

本プロジェクトに関するお問い合わせはこちら

https://www.pipjapan.co.jp/inquiry/business

※お問い合わせ種類は「企業広報」をお選びください。