妊娠して腹部が大きくなるにつれて表皮はのびることができますが、真皮や皮下組織の一部はのびにくいため亀裂が生じ、それにそって表皮がのびるため皮フ上に赤紫色の線状斑が現れるケースがあります。これが、「妊娠線」と呼ばれるものです。
妊娠線は、別名ストレッチマークとも呼ばれ、急激に太ったりしたときにも現れることがあります。妊娠線が痛むことはありませんが、かゆくなることがあります。
個人差もありますが、一般的に妊娠線1本の線幅は2~3mmで、長さは5cm程度で、触ると周囲の皮フよりへこんでいます。妊娠線は産後、赤紫色の妊娠線が薄くなり白色に変わっていきますが、光にあたるとテカリがでたり、産前のお肌に戻ることはめったにありません。